遺産をいかにして多く子孫に渡すかというのは相続対策をする上で重要な考え方で、様々な対策方法が生まれてきています。
その一つとして考えてみると良いのが土地活用で、たった今、全く土地を持っていない人でも相続対策として始めることが可能です。
土地活用は土地をローンで購入して賃貸経営に使用し、賃料を返済にあてていくというのが一般的で、返済が終わってしまえば土地は自分の所有物になります。
土地活用による相続対策では結論から言ってしまえばローンの返済と土地の賃料収入が同程度になれば問題はありません。
相続の際に土地は地価に基づいて算定される価値よりも2割くらい低く見積もられるので、相続税を軽減することができるからです。
ただ、どうせならそれ以上に利益を得たいと考えるのはもっともなことでしょう。
運用利益を上げやすい土地を選び、適切な建物を建てて活用できれば利益も大きくなります。
相続対策の方法として有用なので検討してみましょう。